山を愛して半世紀

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6月6日(木)山の魅力は四季を通じて装いを変化させ登山者を引き付けることにある。
ここ九重連山の中で平治岳や大船山はミヤマキリシマの開花時期と秋の紅葉は登山道も混雑するほど賑やう山である。
私もミヤマキリシマを求めて計画し比較的静かな三俣山(1744.7m)を諏蛾守越(スガモリゴエ)コースでめざした。
前日から長者原駐車場で車中泊、当日は天気を見極めながらガスが引き始めた昼前に長者原登山口を出発した。
平日であったが平治岳や大船山をめざす登山者で相変わらずの人気ぶり、そんな中私の背後から150人を越える集団が賑やかに登ってきた。
話を聞いてみると高校生の教育実習だそうだ。これから三俣山まで往復するとのことで私は混雑を避けるためスガモリ越で大休憩をとることにした。
スガモリ越は古の時代から登山の要衝として使われ以前は管理人が常駐する石室の避難小屋があり登山者に親しまれていたが平成7年の硫黄山噴火により閉鎖され今は石積みの外壁と「祈りの鐘」が残っている。
私も九重山系に登ること数百回を数えるが、ここスガモリ小屋では多くの思い出が残っている。
昭和30年代の後半この近くの北千里が浜で9名の若者が遭難し7名が死亡する痛ましい出来事と管理人吉田氏の山に対する想いが「祈りの鐘」となり設置されたこと。
ある暴風雨の日道に迷った(?)少年と遭遇しこの小屋で吉田さん夫婦と共に一夜を語り明かしたことがなつかしく蘇ってくる。
日帰り登山者の休憩所、荒天時の避難施設など小屋が賑やかだった当時を知る私にとっては残された外壁と祈りの鐘を見るたびに哀愁の気持ちに浸ってしまう峠である。


               鉱山道路から仰ぐ三俣山全景
鉱山道路からの三俣山全景

 
               外壁のみが残るスガモリ小屋跡
すがもり小屋跡


              遭難防止を願って設置された「祈りの鐘」
              碑文は「大いなる九重の山に若人の夢まもりてといのる鐘なり」
遭難防止を願って設置された祈りの鐘


               スガモリ越からの三俣山西峰
すがもり越からの三俣山西峰


               ミヤマキリシマと三俣山北峰
ミヤマキリシマと三俣山北峰


                なだらかな三俣山本峰
三俣山本峰


             九州本土最高峰の中岳(左)と主峰久住山(右)
九州本土最高峰中岳と久住山


              平治岳のミヤマキリシマ群落
平治岳のミヤマキリシマ
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2013.06.10 / Top↑
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