山を愛して半世紀

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4月1日(金)昨日は数年ぶりに地元の市房山(1721m)登山に出かけた。麓では桜が満開を迎え木々の新芽もつぼみを膨らませているが、山懐のブナ林を始めとする落葉広葉樹はやっと冬の眠りから覚めた様子である。
これから4月下旬にかけ一気に新緑の清々しい季節を迎え訪れる全ての者に英気を与えるだろう。
登山道は市房キャンプ場から市房神社を経由し山頂までほぼ一直線に延びる尾根をひたすら登り標高差は約1200mと九州屈指のハードなコースとなっている。
3合目の市房神社までは樹齢千年以上と思われる老杉の参道をゆっくり登り、神社から先は急登となり周りの木々はモミ、ツガなどの針葉樹からブナなどの落葉広葉樹林に変化していく。
1600以上になると高木はなくなりオオヤマレンゲやアケボノツツジなどの低木となり展望も開けてくる。

一年以上のブランクで足腰の筋力も弱りスローペースで4時間近くかけ山頂へ着いたのは午後の2時だった。
山行も回を重ねると過去の山容が思い出されそしてこれから先の心配事も同時に脳裏に浮かんでくる。
それは日本南限のブナ林である本山系のブナ林が今倒木の危機に立たされているからだ。
要因は夏から秋にかけての台風であるが問題は異常気象により風の威力が強くなったことによるものと考えられる。
別に九州に限ったことではないのかも知れない。近くの白髪岳でもここ以上のブナが風の影響で倒れ、北アルプス梓川周辺の大木も次々と雨、風による被害を受けている。
山に行くようになり半世紀を数えているが、このように山の景観が変わっていく姿をみたとき地球温暖化の影響を真っ先に受けるのが自然であることに気がつくようになった。
それは私たち人間が自己の都合で地球に手を加え過ぎたため地球が悲鳴を上げているかのような、そしてさらなる異変への警告なのかも知れない。



                  神社参道脇の老杉
市房神社参道の杉


                  樹齢数百年のブナ
樹齢数百年のブナ


市房山頂
市房山山頂


強風で根こそぎ倒れたブナ
風で倒れたブナ




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2011.04.05 / Top↑
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