山を愛して半世紀

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5月23〜24日 苗代(4/29)から3週間、苗の生育も例年になく早く田植えの時期となった。
私の棚田では先週までに植え付け準備が完了し今日と明日の2日間で7反余りの田植えを3家族(兄弟夫婦)で行う。
棚田はほとんどが扇型をしており植え付け作業は機械の運転操作が効率と見栄えを左右する。
6年目の私も年を経るごとに要領も良くなり植え付け後の整然とした稲株を見て満足するようになった。
しかし、機械の折り返し地点や角隅はどうしても人の手に頼らなければならず棚田はその作業が多く区画整理された水田との違いである。
幸いにも兄弟夫婦が快く手伝ってくれ大いに助かっているし近頃は農作業が楽しいとも言ってくれるので私も嬉しい。
休憩や昼食時は早くも豊作談議に花が咲き収穫時期が待ちどうしい2日間であった。


                植え付け前の棚田
田植え前の棚田

                田植え機による植え付け
田植え作業

                人手による補植作業
人による田植え作業

            午前と午後の休憩タイムも楽しみのひとつ
休憩の一時
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2014.05.26 / Top↑
私は60歳を契機に定年後人生の送り方として農業を楽しんでいる。
経験があるかというと元々農家の生まれで小中学校までは家の手伝いをよくしたものだが、その後60歳まではサラリーマン生活を送ってきたため全く従事していない。
先祖が残した僅かばかりの田畑を荒らすこともできない。と考え定年後の楽しみとして米作りを始めたのだが最初のうちは試行錯誤の連続で母から「ざまーない!」と酷評される始末であった。
それから6年、今では美味しい米と村の農家から一定の評価を得るまでに成長したがその背景には私のDNAが百姓の血を受け継いでいるからだろう。
さらにサラリーマンという組織の中で育ったせいか何事にも探究心が働き「慣行」だけにとらわれないやり方も功を奏しているようだ。
特に知識についてはインターネットであらゆることが収集でき成功・失敗の事例を学ぶことができる事は何よりの力になっている。
今年も4月下旬に苗作りを初め5月には田んぼの耕起を終え田植えを間近に控えている。
農業はその年の気象条件に左右される事が大きくこれから10月の収穫期までハラハラ、ドキドキの連続であるが「もの作りの楽しさ」と実感できこれまでにない充実したライフサイクルを送る事ができている。


       苗作りは種籾の選別(軽いものを除去する)作業から始まる
       塩水選の濃度は卵の浮き方で塩の量を調節する昔からのやり方である
塩水選4月17日


         浸種(発芽を促す作業)を5〜7日行い苗箱に播種する(4/29)
播種とハウスでの育苗


         水分が蒸発しないようシートを被せ発芽させる(4/29)
蒸着シート被覆して育苗4-29


           約10日でシートを除去すれば背丈3〜5㌢の苗が誕生する(5/9)
           その後プールに水を溜め苗を成長させる
シート除去直後の苗


           シート除去後4日もすれば背丈7〜9㌢に苗に成長する
蒸着シート除去4日後の苗


           耕起を終えた水田に水を張り代掻きをする
代掻き直後の水田

2014.05.13 / Top↑
5月3日(土)「山を思えば人恋し、人を思えば山恋し」(百瀬慎太郎)の名言を思いつき大崩山(おおくえやま 1644m)に向かう。
大崩山は宮崎県北部の延岡市北川町に位置しその尾根伝いに連なる鹿納山、夏木山、新百姓山など深い原生林と花崗岩の奇岩と渓谷が楽しめる深山幽谷の景勝地だ。
2001年秋の登山以来13年ぶりに訪れる山であるが私はこの山に入ると「山を思えば人恋し」の詩を思い起こす。
それは山を去るときに後ろ髪を引かれる想いを常に感じるからである。
今回の行程は祝子川(ほうりがわ)の大崩山登山口から湧塚コースで山頂をめざし下山はモチダ谷を下降し三里河原でキャンプ、登山口に戻る1泊2日で計画した。
前日は祝子川の登山口で車中泊とした。
全行程、歩行時間も相当なもので特にモチダ谷ルートについての情報については麓の「美人の湯」で詳しく確認したが今は訪れる人は少ないということで少々心細くなる。
テント、寝袋、食材など約10kを担いで早朝6時前にスタート、祝子川徒渉地点までは標準タイムで歩ける。
これより足場の悪い急登の連続で袖ダキ展望所、上湧塚までは予想以上の時間を費やしてしまう。
疲れも極限に達するが湧塚尾根の袖ダキ展望所まで登ると花崗岩の岩峰群が登る楽しさを、満開を過ぎたアケボノツツジが優しく迎え心を和ませてくれる。
眼前に衝立つ小積ダキ数百メートルの岸壁は九州の山とは思えない男性的な容相を呈し自然の雄大さを満喫することができる。
さらに岩場の尾根を超え大岩峰を巻いて上湧塚まで登ると急登が終わり緩やかなブナ林とスズ竹の道となる。
坊主尾根分岐を過ぎてからは帰りのモチダ谷分岐点を確認するため注意深く見回しながら山頂をめざすが見当たらない。
午後1時に山頂手前の石塚に到着する。
その名の通り無造作に石を置いたような頂上は大崩山頂より展望も良くあと数メートル高かったら間違いなくここが大崩山の三角点が築かれていただろう。
幸いにもPM2.5を思われる霞が晴れ傾山が手に届く近さにあり遠くは由布岳の鋭峰が見え写真に収める。
遅い昼食を済ませると空身で大崩山頂へ写真数枚を撮りモチダ谷へと急ぐ。
山頂からモチダ谷分岐まで十数分、この下降ルート数回の経験はあるのだが分岐地点が見つからない。
おまけにスズ竹が枯れ踏み跡が隠されさえ全く残っていない。
地形図を何度も確認しここら付近であるだろうということは分かるが少々心配になってきたのでモチダ谷ルートをあきらめ坊主尾根ルートを下山することにした。

坊主尾根ルートは小積ダキ〜象岩を経て花崗岩の尾根を下る岸壁のトラバースや鎖、ハシゴの連続するやや難しい健脚向きのコースである。
特に雨風、ガスのかかった日はルートを見失いがちで初心者は使わない方が良いだろう。
私の下山時刻も遅くなっており、もうだれもいないだろうと思い下っていると先の方で一組のグループがいる。
すぐに追いつくが「このコースこわいなー」とか言いながらゆっくりと下りている。
話をしてみると初めての大崩山登山でありグループの一人が膝の関節を痛めているらしく辛そうである。
私は痛み止めを渡し急がないで慎重に下りてくださいと声をかけ先を急いだものの無事に下山することを気にしながら声の届く距離を保ちながら登山口をめざした。


      峠からの大崩山全景(中央のピラミッド型が山頂、右側の岩峰は小積ダキ)
大崩山全景

    祝子川の徒渉地点(以前は丸木橋、鋼製の橋が架けられていたが度々流されている)
祝川渡渉地点

      湧塚尾根に登ると袖ダキ展望所に出る
下湧塚

           花崗岩の岩峰群が連なる中湧塚から上湧塚
中湧塚からの上湧塚

         アケボノツツジと上湧塚
あけぼのツツジと上湧塚の岩峰

              石塚から見た傾山(1602m)
石塚からの傾山

               大崩山頂にて記念撮影
大崩山頂

             小積ダキに咲くアケボノツツジ
小積ダキに咲くアケボノツツジ

           坊主尾根の奇岩の一つが像の顔をした象岩
人の顔に見える坊主尾根

           象岩下部の30mトラバースは最も緊張する区間
坊主尾根の核心部

2014.05.06 / Top↑
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